アンビエント・ヒューマン・センシングの研究、開発、事業化は、平成28年度文部科学省「地域イノベーションエコシステム形成プログラム」で採択された、「IoTによるアクティブシニア活躍都市基盤開発事業」を礎に進められています。
このプログラムは、地域の成長に貢献しようとする地域大学に事業プロデュースチームを創設し、地域の競争力の源泉(コア技術等)を核に、地域内外の人材や技術を取り込み、グローバル展開が可能な事業化計画を策定し、社会的インパクトが大きく地域の成長とともに国富の増大に資する事業化プロジェクトを推進する。日本型イノベーション・エコシステムの形成と地方創生を実現することを目的としています。
私たちは、北九州を拠点として活動し、その地理的特性を活かしながら、人間中心に設計された、センシング&AIテクノロジーで、国内、世界の健康にまつわる課題を解決していきます。
国内外企業の皆様におかれましては、アンビエント・ヒューマン・センシングを自社プロダクトの一部としてぜひご活用いただくことを願っています。
生体系データサービスビジネスを見据えたセンサ技術およびデータ解析技術応用のインキュベーターとして、共同研究・実証パートナー事業者と連携。
事業開発の専門性を有するプロデューサーチームとともにコアテクノロジーを提供する研究者が事業化に向けて技術開発を進めるサステナブルな事業体制を構築します。
【略歴】
1989年 電気通信大学卒業
1989年〜2002年 日本電気株式会社(SI市場開発)
2002年〜2015年 ソニー株式会社(FeliCa事業開発)
(2005年〜2007年 ソニーミュージックグループ)
北九州市は、政令指定都市で最も高齢化率が進んでいる街ですが、だからこそグローバルに展開できる課題解決先進都市になることができます。
このプロジェクトでは非接触で心拍・呼吸が計れる生体センサと、AIによる行動認識技術を駆使し、介護ロボット特区であり、公道を利用した自動運転実証コースも設定された北九州市発のアンビエント・ヒューマン・センシング(環境設置型生体センサ)関連事業を創出するエコシステムを作って行きます。